山と楽人の旅

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zoom RSS アドベンチャーレースに生きる!<金剛山・千早本道>

<<   作成日時 : 2017/03/14 22:49   >>

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田中正人(著)×田中陽希(著)「アドベンチャーレースに生きる!」(山と渓谷社)が今年2月に発売されようやく読破しました。
「日本百名山ひと筆書き」「日本二百名山ひと筆書き」の人力走破を達成した田中陽希さんが所属するアドベンチャーレースチーム「EAST WIND(イーストウインド)」。その創設者であり、キャプテンの田中正人さんとの共著です。
アドベンチャーレースとはありとあらゆる自然環境を舞台に四人一組の男女混成チームが主催者から与えられるコースマップとコンパスを頼りにゴールを目指すレースです。
アドベンチャーレースを通じてのチームスポーツ論ともいえるような内容で広く仕事や生活にもヒントになりそうな点がいくつかあるように感じたので挙げてみたいと思います。

●自分に足りない要素
田中正人さんがアドベンチャーレースを続けてきて約20年。チーム競技を嫌い自己主張が強く協調性がないというご本人の自身への評。1993年第1回「日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)」に優勝と結果も残して1994年間寛平さん率いるチームでマレーシア・ボルネオ島で初めて「レイド・ゴロワーズ」というアドベンチャーレースに出場。日本人初完走を達成するがチームをうまく回せなかったショックが大きく、それまで続けてきた化学会社の研究職を辞められてプロ・アドベンチャーレーサーとして歩み出します。会社勤務で生活基盤が安定していることよりも自分が不得手なこと、人間としての成長に挑戦する生き方を決断。パイオニアと呼ばれる方はこのような生き方ができる方なのでしょう。私にはそんな勇気や情熱もありません。

●タックマン・モデル
強烈なリーダーシップでメンバーを牽引。そんなリーダーシップは分かりやすいでしょうが、田中正人さんがやる気を出せば出すほどチームの士気が下がるということが起こったといいます。ひとりで戦うならともかくチームで戦うにはメンバーを理解してやる気を起こす方法が必要という訳です。

組織づくり(チームビルディング)の発展段階モデルとして「タックマン・モデル」と呼ばれる理論があります。
大雑把にまとめてみると
@第一段階 形成期(Forming)
チームリーダーが目標達成に必要な「課題」を明らかにする段階。チーム間でまだメンバーはお互いのことをよく知らない。目標も定まっていない。
「EAST WIND」ではトレーニング生などの新メンバーが加入した時期でしょうか?

A第二段階 混乱期(Storming)
時にはお互いの考え方が衝突する可能性もあるが、相互の考え方や価値観を理解し合う好機ともいえます。
和を重んじる日本人が苦手とする段階かもしれませんが、チームが成長して強くなるには避けて通れない段階です。
お互いに言いたいことも言えなかったり、反対に相手の人格までも否定してしまって信頼関係が崩れてしまうこともありえますよね。

B第三段階 統一期(Norming)
メンバー間で共有された考え方を認識して役割分担を定めていく段階。
混乱期を経てお互いの理解も得られて他のメンバーにも気が向く。

C第四段階 機能期(Performing)
チームプロセスを経て目標達成に向かう段階。
メンバーが自覚を持って行動する

チームリーダーは各メンバーとのコミュニケーションは断続的に必要とのことです。現在はさらに 散会期を含めて第五段階とされています。

D第五段階  散会期(Adjourning)
メンバー相互関係の終結段階。
「EAST WIND」ではひとつのアドベンチャーレースが終わり、メンバーが脱退していくがこの段階にあたると考えられます。
「EAST WIND」の出場メンバーは約20年間田中正人さんは全レース出場しているものの、他のメンバーは時期によって入れ替わっています。メンバーを固定できないのはチームとしては痛手でしょうが、トライアスロン、クライミング、カメラマン、結婚等メンバーはそれぞれ次のステップに進んでいったようです。日常生活では経験できないような貴重な時間だったことでしょう。

●アドラー心理学
オーストリアの心理学者アルフレッド・アドラー(1870〜1937)が創始。「個人心理学」」とも呼ばれます。
アドラー心理学は誤解されやすい心理学と言われ私もなかなか理解できませんが、岸見一郎(著)古賀史健(著)「嫌われる勇気」という書籍の中で登山の目的の例が挙げられています。
@目的は登頂すること:行動を線で捉える。山頂に到達しなければ登山は失敗と解釈されがち。
いわゆるピークハントで結果が良ければ・・・とい発想。
A目的は登山そのもの:行動を点で捉える。山頂に到達するかどうかは関係ない。
ピークハントに拘らずその瞬間を楽しむ発想。途中で引き返しても行動そのものが登山ということでアドラー心理学はこちらの考え方のようです。

相手のに勇気を挫くパターンとして@高すぎるハードル設定A達成できていない部分の指摘B人格否定 がアドラー心理学で示されているそうです。田中正人さんはチームメンバーにこの指摘をして信頼関係が崩れたことを反省したといいます。指摘する方はイライラ、指摘された方はストレスを感じて相手の話を傾聴しない。仕事の場面でもリアルにありえることです。
田中陽希さんは子供の頃から大学までクロスカントリー選手として競技を続けていましたが、思うような結果が出なかったことで劣等感を抱くことがあったでしょう。それでもアドベンチャーレースでの成長はこの劣等感をバネにしているに違いありません。

●百名山ひと筆書き
私たちが田中陽希さんを知ったのは「グレートトラバース 日本百名山ひと筆書き」の挑戦がテレビ番組で放映されてからでした。世界のフィールドはよく分かりませんが、「日本百名山〜日本二百名山 ひと筆書き」で私たちも登ったことのある山を踏破する模様は身近で時に過酷、素晴らしい世界を見させていただきました。
はじめはテレビ取材もなく田中陽希さんひとりで挑戦するつもりだったそうですが、結果的に密着取材を受けたことで知名度は大きく上がったことでしょう。行く先々で声を掛けられる煩わしさもあった反面、声援が力となった面もあると思います。
2018年以降に「日本三百名山」への挑戦が明らかになった田中陽希さん。どのような旅になるのか楽しみです。

●チームの役割
アドベンチャーレースは体力、技術、精神的にも強いだけではなく、レースに出場する為の資金集め、海外であれば語学力、手続きなど事務作業等ひとりだけでは難しい面がありチーム全体での分担が重要になってくるようです。無事ゴールを待つチームメンバーの家族を含めた実は総力戦なのかも知れません。
田中陽希さんがこれからどんなリーダーシップを発揮していくのか学びたいところです。


<3月4日 金剛山>
夜勤明けの山のまこを迎えに行ってから金剛山へ。11時46分まつまさ下駐車場を出発。ルートは千早本道往復です。山頂12時30分で気温4度。下山終了13時21分でした。

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『千早本道』
正午ごろになると陽が射し込んで明るい雰囲気です。登山道には雪は存在しません。

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『井戸広場』
休憩する登山者で賑わっています。すごく穏やかな時間です。気温4度以上の温かさを体感します。

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『本日のかまくら』

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『転法輪寺』
転法輪寺にお参りです。前日降雪がみられ境内には残雪がまだ残っています。


<3月5日 金剛山>
まつまさ下駐車場を午前8時23分に出発。ルートは千早本道往復です。山頂9時06分で気温4度。下山終了9時53分でした。

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『国見城址広場』
本日は虫が冬眠から目覚めて活動を始める頃という意の「啓蟄(けいちつ)」だそうです。
広場は地面の氷が融けて泥濘になっています。

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『本日のかまくら』


<3月11日 金剛山>
まつまさ下駐車場を11時47分に出発。ルートは千早本道往復です。山頂12時29分で気温0度。下山終了13時16分でした。
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『国見城址広場』
夜勤明けの山のまこを職場まで迎えに行き金剛山へ。千早本道は登山者が少なかったですが、山頂付近は賑わっています。

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『本日のかまくら』

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『千早本道』
下山時にはうっすらと雪で路面が白く変化していました。日中も気温が上がらず思ったよりも寒い一日でした。


<3月12日 金剛山>
午前8時22分まつまさ下駐車場を出発。ルートは千早本道往復です。山頂9時03分で気温3度。下山終了9時51分でした。
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『国見城址広場』
山頂に41分で到着。平日階段昇降している成果が少しみられたかも知れません。584回目の捺印をいただき広場へ。9時のライブカメラは終わっていました。

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『本日のかまくら』
縮小一途ですが今季はいつまで残るでしょうか?

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下山後は所用で奈良市内へ。梅も見頃を迎えて春を体感です。

次回は早朝から金剛山に行きたいと思います

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